構築事例

Case Study
構築事例

社内システム構築
(不動産業)

背景・課題

社内システムの構築と運用において、いくつかの課題がありました。特に、社内SEが不在であり、システムの管理や運用に困難が生じ、社内外からのアクセスやコラボレーションのニーズに対応できませんでした。 



提案

弊社は、AWSとOffice365を組み合わせたシステム構築を提案しました。具体的な提案内容は以下の通りです。

1. AWSを利用したクラウド基盤の構築:安定性と拡張性に優れたクラウド基盤を構築し、社内外からのシームレスなアクセスを実現しました。

2. Office365の導入と活用:メール、カレンダー、連絡先管理などの基本機能を提供し、Teamsを活用してコラボレーションを実現しました。 


3. 管理運用の提供:システムの管理運用を弊社が担当し、定期的なバックアップやセキュリティ対策、パフォーマンスモニタリングを行い、安定性とセキュリティを確保しました。

成果

弊社の社内システム構築と管理運用により、以下の成果が得られました。

  • Office365の活用により、社内外でのメールや連絡が便利になり、コミュニケーションの効率化が実現しました。
  • Teamsを用いたコラボレーション環境の整備により、社内メンバーや外部関係者との協力や情報共有が円滑に行われるようになりました。
  • AWSを利用したクラウド基盤により、社内外からのシームレスなアクセスが可能となり、業務効率が向上しました。
  • 弊社の管理運用により、システムの安定稼働とセキュリティの確保が実現し、企業の情報資産が保護されました。
  • オンプレミスからクラウド化することで、設備投資のコスト削減も実現しました。

以上の成果により、企業は効率的なコミュニケーションやコラボレーションが可能となり、情報共有や業務効率の向上、セキュリティの確保に貢献しました。

高セキュリティルーム構築
(情報通信業)

背景・課題

従来の入退室管理システムでは、単一の要素(例: 社員証)のみを使用した認証方式が一般的でした。しかし、セキュリティレベルの向上と不正アクセスのリスク低減のため、二段階認証が求められました。また、従来のシステムでは、認証ログの可視性や操作の簡易性に課題がありました。

提案

高セキュリティルームの入退室管理システムでは、社員証(Felica)と顔認証の二段階認証を導入しました。社員証は従業員を一意に識別し、顔認証は生体情報を使用して追加のセキュリティレベルを提供します。この組み合わせにより、セキュリティルームへのアクセスはより厳密に制御されるようになりました。 また、生成された認証ログを管理者が簡単に参照できるようにしました。ログにはアクセス日時、アクセス者の情報、認証結果などが含まれます。適切な権限管理を行い、必要なユーザーが必要な情報にアクセスできるようにしました。さらに、システムは操作の簡易性を重視し、管理者が煩雑な手続きなしにアクセスを管理できるようにしました。

成果

高セキュリティルームの入退室管理システムの導入により、セキュリティレベルの向上と不正アクセスのリスク低減が実現しました。二段階認証により、セキュリティルームへの不正なアクセスが困難になり、機密情報や貴重な資産の保護が強化されました。また、認証ログの可視性と操作の簡易性の向上により、利用者はアクセス履歴を簡単に確認できるため、セキュリティの監視と管理が容易になりました。


物流倉庫様向け無線
アクセスポイントの更改
(倉庫業)

背景・課題

お客様はハンディーターミナルやタブレットを利用した無線環境を導入していましたが、利用頻度の高いエリアのアクセスポイントの故障により業務効率が低下しました。さらなる故障は営業に影響を及ぼすリスクがあると判断し、機器の早急なリプレースを希望されました。


提案

1. 既存システムの調査:ログイン可能な状態で既存システムを解析し、構築状況を確認しました。

2. サーベイ機器を使用した電波の可視化:現場責任者様とのヒアリングを通じて電波の可視化を行い、カバー範囲や電波状況の改善策を提案しました。 


3. 信頼性の高いネットワーク機器の導入:シスコシステムズ社の無線アクセスポイントを導入し、仮想ワイヤレスLANコントローラを利用することで、継続的な業務遂行が可能となるシステムを構築しました。

成果

  • 外部への保守委託により、無線アクセスポイントの保守を確保し、システムの継続的な運用を実現しました。
  • 無線サーベイにより、電波の可視化が行われ、カバー範囲の改善が実現しました。

リプレース前は設計資料が不足していましたが、当社によるリプレースにより、各種設計資料の作成が行われ、システムの保守性が向上しました。また、無線アクセスポイントの保守を外部に委託することで、通常業務に集中できる環境が整いました。さらに、無線サーベイにより電波の強度やカバー範囲が可視化され、作業エリアの改善が行われ、業務効率が大幅に向上しました。